2005年09月

2005年09月29日

研究会の仲間と3テーマについてもりもり勉強

9月25日(日)には、毎月参加するようにしている研究会があった。
今回の勉強できたテーマは以下の3つだった。
  1. シリコンバレーの最新事情&ビジネス交渉のポイント
  2. 粉飾決算の見抜き方&企業価値算定
  3. 中小企業診断士のためのLLP(有限責任事業組合)設立講座

それぞれについて学んだことを簡単に記したい。

  1. シリコンバレーの最新事情&ビジネス交渉のポイント
シリコンバレーのある西海岸に、アメリカのベンチャー投資は集中しているそうだ。ただ、シリコンバレーの現状は「目利き」から「出来レース」に変わっているという。投資判断は「トラックレコード」が基準となり、勝ち馬に皆が乗ろうとして価格競争になるとのことだ。
何とも夢のない話ではあるが、このような環境下でビジネスを推進される中で習得された交渉力については、また参考になる部分が多かった。

  1. 粉飾決算の見抜き方&企業価値算定
粉飾決算には典型的な例がいくつかある。架空売上(だいたい売掛債権で分かる)、在庫評価のごまかし、架空経費の計上などである。今回は、実際に手を動かして、財務諸表やその他の資料に基づいて、事業の実態をあぶり出すことを行わせてもらった。事例企業の場合、P/L上でも支払金利が相当おかしな動きをしているので一発だったが、それを具体的に証明し、さらに実態の金額を明らかにするところまで行くと、専門領域であることを実感した。
またM&Aにおける企業価値算定については、CAPM理論のベータ値(β値)を動かすことによって価値形成をする実務上の考え方について教わった。普段、事業計画とそこから生み出されるキャッシュフローに焦点を当てる仕事をしているので、新鮮な気持ちで聞いた。

  1. 中小企業診断士のためのLLP(有限責任事業組合)設立講座
今話題のLLPについての実体験を踏まえた具体的なお話を聞くことができた。LLP自体の話も面白いものだったが、飲みながらの話が実際に行動と成果につながったプロジェクトの「原動力」が何だったのかにとても興味を持った。
少人数でコミュニケーション良く取り組むこと、そして忙しい中でも実現しようとするパワー。考えるだけの人と、成し遂げる人の違いだ。私も後者でありたいと思う。
<参考>LLP1週間立上げプロジェクト【アントレポートLLP】


今後もこの良質かつ敷居の低い会で勉強・交流していきたいと思う。

2005年09月27日

【書評】メル返待ちの女4

【評価】女性だけでなく男性にも読んでほしい

【感想】
この本は、著書と知り合う機会を得たので、人的な動機で購入した。
個人的には、普段この種の本を進んで買うことがないのだが、期待以上の内容だった。

本書は、男女で携帯メールに対する認識が違うということを指摘している。要約すると以下の通りだ。
  • 女性の場合、コミュニケーションの頻度は好き嫌いと比例する。連絡を取ること自体に「大切に思っている」という意味がある。
  • 男性の場合、コミュニケーションの頻度と愛情に比例関係はない。コミュニケーションは情報伝達の手段であり、連絡する必要のある情報がなければメールはしない。

その他のポイントも含め、一冊を通して実感を持ってうなずきながら読んだ。

男女の一般論として当たっているかどうかは別にして、通常のコミュニケーションを円滑にするための注意事項としても十分読み替えることができる。


イラスト・漫画が挿入されており、フォントや行間も読みやすさを重視している。文章部分が少なく「手抜き」と見る向きもあるだろうが、感情的なテーマについて書いているので私は違和感を持たなかった。また1200円という価格であるので、文句はない(2000円だったら考え直すかもしれないが)。

2005年09月26日

中小企業診断協会東京支部中央支会青年部でセミナーの打ち合わせ

9月19日(月・祝)に飯田橋で、中小企業診断協会東京支部中央支会青年部主催のセミナーの打ち合わせを行った。セミナー企画の主担当者以外のメンバーにもご参画頂いて有意義な会合になった。

Yahoo!グループの投票機能などを使って、打ち合わせに来られないメンバーの意向も把握し、これを尊重しながら必要な事項を決めていった。

講師、日時、会場、予算、集客・広報施策などもだいぶ絞り込まれ、セミナーの形がだんだん見え始めてきた。あと一息で企画内容が確定でき、運営の準備に入ることができる。

セミナーは2006年になってから開催する予定だ。おそらく年内には内容を発表することができるだろう。楽しみにしていてほしい。


このセミナーの企画・運営をする上では、大学時代の経験がとても役に立っている。
写真展の開催、500人規模や100人規模の講演会の開催、出演者200名級の合同演奏会の運営、コンクール・コンテストの運営、野外コンサートイベントの立上げ、1800人収容ホールでの演奏会の開催、500人規模の親睦イベントの実施など、数え切れないほどの行事の企画・運営に携わった。

今回、この青年部のセミナーの運営に関わることになったのも何かの縁だ。この機会を、単にセミナーを開催するだけでなく、自分と関わりを持ってくれた人たちに少しでもお返しができるように活用していきたいと思っている。


<参考情報>
  • 過去の青年部セミナーに関する記事

2005年09月25日

定例の個人的情報交換会

去る9月5日(月)の夜、ある中小企業診断士の方と、情報交換会(実態は交歓会!?)を行った。「定例」と名付けてはいるが、不定期の会だ。この日は会社の先輩を連れて、3人での会になった。鯱張る(しゃちほこばる)ことのない交流は、ありがたい時間だ。

普段はランチが多かったのだが、今回は珍しく夜の会になり、様々な話をした。共通の知人がいることが確認されたりもして、楽しくあっという間に時間が過ぎた。

場所は、溜池山王駅近くの「郷土巡味 CUBE 箱庭」。
ネット上に情報も多いので、有名店なのだろう。
行った日は、店員の呼出ベルが動作せず、オペレーションも不満足なものだったが、料理は美味しく頂いた。
もう一度行ってみて、オペレーションが良ければ、また使ってみようと思っている。

<参考情報>
CUBE HAKONIWA 公式サイト
経営会社 株式会社アクシスゼロ
プロデュース会社 株式会社キューブ

livedoorグルメ 郷土巡味 CUBE 箱庭 (きょうどじゅんみきゅーぶはこにわ)
@グルメぴあ 郷土巡味 CUBE HAKONIWA 「月ごとに土地が変わる郷土料理を」

フードリンクニュース 「次に流行る! 編集部の気になる商品とお店」第40回
サンスポ.com お勧めの居酒屋 CUBE HAKONIWA

2005年09月24日

中小企業診断士2次試験解答作成の心構え 〜優等生解答に抵抗感のある人へ〜

いつも見ているブログのプロコン堅太のコンサル養成塾で、「2次の解答で(作問者思考の解答)」という記事があった。中小企業診断士2次試験では、自分の個人的意見ではなく、「作問者が考える正解」を書く必要があるという趣旨の内容だ。

これに関連して、来月の10月9日(日)に迫った2次試験に向けて勉強している方に向けて、2次試験の解答作成についての私の考え方を記したい。


私も優等生解答に抵抗感があった

私も、どちらかと言うと、革新的なことを書こうとする受験生だった。行政書士試験の論述試験(平成11年度までの旧制度)でも中小企業診断士2次試験でも初めはそれで壁にぶつかった。

作問者の意図に沿ったオーソドックスな解答。これが合格への近道であることは多くの人が指摘しているところだ。「採点基準の設定⇒採点作業」という流れを想像しても、突飛な意見が高得点を得られる確率は低いだろうことは分かる。

それでも「試験のためだけの」「小手先のテクニックのような」この解答法に違和感・抵抗感を覚える人は少なくないのではないかと思う。しかし、その考え方は、正面から考えてみても、やはり改めるべきだ。


コンサルティング現場でのコミュニケーション

コンサルティングでもファシリテーションでも同じだが、相手の意図・言いたいこと・聞きたいこと・知りたいことを理解して、それに対して適切な反応を返すことは大事なことだ。まず「相手のことを理解している」というメッセージを発し、相手が聞きたいことを適切に話し、さらに相手の期待以上の付加価値を返す。

このプロセスはまさにコミュニケーションそのものであり、このコミュニケーションが成立しないのであれば、どんなに独自性のある提案も受け入れられることはないのである。

実際、このコミュニケーションが成立していない現場によく出会う。そして当事者はそのことに気付いていないことが多い。だから、ファシリテーターは相互に誤解が生じたり理解が不足していると思われる時には、それを解決してから議論を進める。実はそれほどに、このコミュニケーションは難しいのだ。


2次試験は出題者とのコミュニケーション

作問者の意図を無視した解答を、自分で「素晴らしい」と思っているのは、コミュニケーションが成立していない状態なのだ。出題者とのコミュニケーションをきっちり成立させること。これが大事だ。

実際の場面では、信頼関係を構築し、それから独自性・革新性のある提案をすることになる。しかし試験の、出題者と回答者の1度きりの対話では、まずは「信頼関係の構築=良好なコミュニケーションの成立」までしか実現できない。
ここからはコンサルタントになってからのお楽しみだ。

2005年09月23日

愛知万博見聞記3/3 〜お祭り騒ぎの後の祭り〜

トルコ館〜万博ドーム

トルコ館万博に行ったのに国際ゾーン(グローバル・コモンと言う)に全く行かないというのも、格好がつかないので、トルコ館に行った。待ち時間が0分だったからだ。
私のトルコへのイメージは希薄なものだったが、以前NHKで「ヨーヨー・マとシルクロードアンサンブルの仲間」だったか「ヨーヨーマとシルクロードアンサンブル8日間の合宿」だったか、音楽ドキュメンタリー番組を見たときに出会ったことが記憶に残っていた。
その影響で、タイルばかり見ていた。

音楽CD「シルクロード・ジャーニー〜出逢い〜」(ヨーヨー・マ&シルクロード・アンサンブル)

万博ドームそれから、どうしてもひと目だけは見ておきたかった万博ドームに寄った。この会場で、6月13日(月)に全日本学生吹奏楽連盟の「大学バンドフェア」が開催されたのだ。平日だったため私は行けなかったが、準備に向けて頑張ってくれた役員たち、そして当日演奏してくれた学生たちの活躍した舞台を感じておきたかったのだ。


瀬戸会場

最後に、瀬戸会場まで足を運んだ。

瀬戸会場瀬戸会場は閉まる時間が早いので、パビリオンに入ったり、イベントに参加したりすることはできなかったが、雰囲気だけは眺めてきた。若干建築物のつくりと配置が嫌味な感じはあるものの、全体的には小ぢんまりとした会場だ。
小牧長久手の戦い(秀吉v.s.家康)のイメージのある長久手会場に比して、地味な印象の瀬戸会場だが、市民・NPOのパビリオン・ワークショップがコンテンツとなっており、本来もっとも今回の万博らしいのではないかと感じた。

天水皿n市民参加会場を後にするとき「天水皿n」(左の写真の巨大な皿)に出会って少しびっくりし、そして最後に瀬戸会場のウェルカムハウス(順序は滅茶苦茶だが)で「愛知万博 市民参加への道」を見て、万博を去った。

お祭り騒ぎの後の祭り

前日に行けることが決まるという急な名古屋行きだったが、忙しい中2人の友人が私に付き合ってくれた。本当に嬉しかった。
しばらく会わないと、流石にお互い変化もある。軽い話、重い話と取り混ぜながら、時間はあっという間に過ぎた。
今回の万博紀行で、もっとも大切な時間になった。

<参考情報>
居酒家 土間土間 名駅店

2005年09月22日

愛知万博見聞記2/3 〜個別の感想〜

リニモ〜入場〜ブラザー工業

リニモ一応「リニモ」に乗ってみたくて、万博八草駅から万博会場駅まで乗車した。愛知万博閉幕後の運用を考慮してのことだろうが、駅のサイズや一度に輸送可能な人数は抑えられており、約30分並んで待つことになった。ここで周りの人の準備のよさ〜帽子・椅子・日傘・日焼け止め〜に気付いた。

交通機関の混雑に対して、入場自体は比較的スムーズに行えた。やはりゲート数が多いのが、リニモやパビリオンとは決定的に違う点だ。但し、セキュリティチェック工程がボトルネックになっていた。トヨタさんにでも「カイゼン」してもらいたいと思った。

ブラザー工業最初に訪れたのは「夢見る山」のブラザー工業のコーナー。シール、プリントTシャツ、モリゾー&キッコロの刺繍など、展示系も面白いものだったが、一番は何と言っても「ブラザー体操」!
私が今回まわれた中ではほとんど唯一の「参加型」。内容ははっきり言って大したことはないのだが、体を動かせたことはこの後の待ち時間との戦いにはプラスに働いた。


大地の塔:素晴らしいイマジネーション

大地の塔私の今回のメインターゲットはこの名古屋市パビリオン「大地の塔」。この塔に登るためにわざわざ出かけていったと言っても過言ではない。

写真は、まるでパンフレットのように撮れているが、携帯のカメラで写したものだ。
藤井フミヤ氏プロデュースのパビリオンは、世界最大の万華鏡という話題性以上に、興味引かれる要素がちりばめられている。

音具遊ぶ子供たち例えばこの音具。風を受けて、その音を奏でる。
そして、風があってもなくても、子供たちは自分たちの力で音を鳴らそうと、グルグルと駆け回る。とてもいい光景だ。

塔の周りに置かれた切り絵、塔から流れ落ちる水など、要素のひとつひとつはとてもシンプルだが、面白い。待ち時間の110分は流石に長かったが、それでも待っている時間にこんな発見ができたことはよかった。


そして。
世界最大の万華鏡。

万華鏡定員120名の塔の中で見た光景。
横面にも鏡があって、違った視点を楽しめる。
手に持つ万華鏡のように、塔を振ってみたい気持ちになった。

もっとたくさんの人が一度には入れたらいいのに。



日本庭園〜サツキとメイの家(外観)


日本庭園あまり本物感はなかったが、それでも日本庭園のような風景に出会うとホッとするような気がするのは、日本人の習性なのだろうか。

もともとの自然を切り開いて庭園にした。
きれいに整って見えるが、それでもところどころには芝が根付いていないような部分なども見受けられたし、緑色のプラスチックが補強に使われているような部分もあったように思う。
これが環境に与える負荷が、小さいはずはない。


サツキとメイの家しかし、私は思う。もともと日本の自然は里山なのである。あるいは管理された山なのである。「未開の」「本当の」自然ではない。
私たちが懐かしく思う「サツキとメイの家」から連想する昭和の山々も、やはり人里だ。

温帯の人類として、ときどき噛み付かれながらも、飼いならしてきた自然。その恩恵を受けるため、決して自然を征服したり蹂躙したりはしてこなかった。
それが日本人の自然との付き合い方なのだと思う。


自然を人工的に作り出してバランスさせることは、文字通りの神業だ。それでも、公園をつくり、庭をつくり、山を守ることが、日本人のあり方だと思う。
私たちは、屋久島のような自然の中で暮らしながら自然を守るような生活は、結局できないのだから。

2005年09月21日

愛知万博見聞記1/3 〜総合的な感想〜

ゲート外観去る9月8日(木)に、日帰りで愛知万博(正式名称:2005年日本国際博覧会、愛称:愛・地球博)に行って来た。滞在時間は短かったが、とりあえず端から端まで、入れはしなかったが、回ってみたという感じだ。


平日でも大混雑・東京ディズニーリゾートとの比較

愛知万博では、一昨昨日の9月18日(日)に初めての入場制限を行ったとのことだ。9月18日(日)には281,441人が、そして一昨日9月19日(月・祝)には222,935人が入場した。
(出所:愛・地球博公式ウェブサイト

人だかりの会場私が行った日は、天気は快晴で気温は33.9℃、入場者数は192,661人だった。これは直近の日曜日、9月4日の33.9℃・193,447人に匹敵する天候・混雑状況で、何のために平日に行ったのか分からない。例えば、9月6日(火)は124,058人だったので、余程日頃の行いが悪かったのだろう。実際会場内は、特に開幕当初の報道の映像で見ていたよりもずっと混んでいて、かなり過ごしづらかったというのが実感だ。


愛知万博の会場規模は、海上地区約15 haと青少年公園地区等約158 haとのことなので、合計約173 haということになる。
(出所:環境影響評価のあらまし[PDF]

比較のために東京ディズニーリゾートと比べてみたい。
オリエンタルランドは、舞浜に約200 haの土地を所有しているとのことだが、以下の合計で160.4 haとなる。
  • 東京ディズニーランド:パーク51.0 ha+駐車場22.5 ha
  • 東京ディズニーシー:パーク49.0 ha+駐車場9.6 ha
  • 2パーク共通:駐車場18.1 ha+バックヤード10.2 ha
そして2004年の入場者数は、2パーク合計で25,021千人。一日当たり68,550人平均の計算だ。
(出所:株式会社オリエンタルランド/OLC GROUP ウェブサイト

東京ディズニーリゾートとそう変わらない面積の中に、その平均の3倍とか5倍とかの人数が入るのは、やはりちょっと混みすぎではなかろうか。

総合的な感想

トヨタグループ館総合的な感想は、これが「ザ・日本」か、と問われるとちょっと自信がないなぁという感じだ。あまり各パビリオンの中身まで見れた訳ではないが、「日本」をきちんと伝えられていないように感じた。具体的に何が不足しているか、と言われるとなかなか難しいが、以下の3点を挙げる。
  1. 日本の精神が表に見えないこと
  2. 工業だけでない日本の多様性が見えにくいこと
  3. 運営ノウハウに知恵が集まっていない感じを受けること

  1. 日本の精神が表に見えないこと
会場のつくり自体には、日本の精神性が表現されていないように思える。どちらかというと物質主義的な企業パビリオンの存在感が強く、八百万の神に代表されるような多神教的な考え方や温帯国特有建築などは見られなかったように思う。

  1. 工業だけでない日本の多様性が見えにくいこと
日本の優れた点は、必ずしも工業だけではないと思う。確かに世界的なメーカーがあり、物づくり・品質には定評のある日本だが、日本のホスピタリティ、生活と非日常の文化、狭い国土での耕作の知恵なども日本の特徴だ。日本館に入れない人が多い中で、会場の随所にそういった要素が見られるとよかった。

  1. 運営ノウハウに知恵が集まっていない感じを受けること
日本のテーマパークには、来場者を捌くためのノウハウが結集しているように思う。具体的にはファストパスシステム、誘導人員の変動化などだ。航空業界やホテル業界などでは、事前の利用者予測に基づくレベニュー・マネジメント(イールド・コントロール)も展開されていると聞く。こうしたノウハウは、検討はされたのかもしれないが、あまり活用されていないように思われるのが残念だ。

2005年09月19日

理論政策新研修を受講

昨日9月18日(日)、世間では3連休の真ん中の日に、中小企業診断士の登録更新要件を満たすために受講が必要な「理論政策更新研修」を受けてきた。

「新たな知識の補充」として、「新しい法律・施策」と「ICタグ普及による中小企業への影響と対応」の2つについて講義があった。

新しい法律・施策

今回の「新しい法律・施策」では、大まかに以下の3点について学んだ。
  1. 2005年版中小企業白書のポイント
  2. 中小企業新事業活動促進法
  3. 有限事業責任組合(LLP)制度
また、「中小企業施策利用ガイドブック」の配付を受けた。

ICタグ普及による中小企業への影響と対応

この「ICタグ普及による中小企業への影響と対応」では、ICタグについて特に物流等の業務での活用の場面にフォーカスを当てた講義を聞いた。



情報の積極的選択受信

この手の研修は、総じて退屈で眠くなるというのが相場である。しかし、情報は受け手に責任がある。どのような情報を、どのように解釈し、どのように選択し、どのように活用してもしなくても、聞いた方の自由であるからだ。
  • 聞いたことを活かそうという気持ち・活かそうと思って聞く姿勢
  • 自分の問題意識に合ったポイントだけでも積極的につまみ食いして持って帰ろうという姿勢
どのような話にでも必ずためになる内容はある。机に突っ伏して眠るより、プラスになる取り組みはいくらでもある。

例えば、今回も以下のようなものは受講した誰でも得られることだ。
  • 中小企業白書:白書は受験時代に見て終わりということが多い。しかし、白書の豊富なデータ分析・資料のさわりだけでも知っておけば、話のネタになる。
  • 中小企業施策:どんな分野に、どんなメニューがあるかを知っておくことは、診断士にとって有用だ。配付されたハンドブックを注意深く見るだけで、かなりこの目的は達せられる。

こうした学びの姿勢・時間を無駄にしないという姿勢は、ずっと続けていきたい。

2005年09月18日

東京都吹奏楽コンクール大学の部(東京都大学吹奏楽コンクール)

昨日9月17日(土)は、全日本吹奏楽コンクール予選・東京都吹奏楽コンクール大学の部(東京都大学吹奏楽コンクール)だった。私も東京都大学吹奏楽連盟の運営側役員として会場に詰めていた。

今回のコンクールの結果は、東京の大学吹奏楽に関係・関心のある人の間ではちょっとした話題になることだろう。ともかく金賞を受賞されたり全国大会への切符を手にされた学校には祝意を表したい。

この記事で特に強調したいことは、連盟を卒業した後も連盟行事に顔を出したり手伝ったり交流してくれたりするOB・OGのありがたさだ。

これには2つの側面がある。

ひとつは、連盟行事の運営に、経験豊富な先輩が関与してくれることで行事運営が安定し、現役学生が助けられるという公的な側面である。

もうひとつは、同じ時間や環境を過ごした仲間と、率直な交流ができるという私的な側面である。連盟行事は、一種の同窓会としての機能を持つのだ。

有名な外資系戦略コンサルティング会社のマッキンゼー社には、会社を「卒業」した人たちによる「同窓会」があるという。この卒業生ネットワークは、同社に在籍したことのある人にとって、貴重な財産になっているのだという。


OB・OGたちは、私の大事な仲間・友人であり、連盟としても大切な一種のファン層とも言える。
昨日もOB・OB10人ほどで行事運営の疲れを癒す飲み会をした。個人的にとても楽しく時間を過ごしたし、取って付けたようだが役員としてもOB・OGの皆に率直に謝意を示したと思う。こうした交流・交歓を続けて、いつか大掛かりな同窓会を本当に開いてみたいと思っている。


<参考情報>
東京都吹奏楽連盟公式ページ
マッキンゼー・アンド・カンパニー「卒業生紹介」のページ

2005年09月16日

出版執筆研究会に参加

去る9月11日(日)には、出版執筆研究会に出席した。
新たに立ち上がったばかりの会で、今まさに具体的に推進するプロジェクトが発足しつつある。

川崎のミーティングルーム会場は、川崎市にある会議室をお借りした。ここが素晴らしい眺望のところで、多摩川から東京側も見渡すことができる場所だった。途中、にわか雨が降ったが、雲が近づいてくる様子、街が濡れていく様子、そして再び光が差し込んでくる様子。すべてが手の届くところにあるように感じられた。

会では、既に出版経験のある先輩から、出版のしくみや企画書作成のポイントなどを講義して頂いたのちに、具体的にテーマを設定して出版企画の作成を経験するというワークを行った。
テーマの設定の仕方、タイトルの付け方、コンテンツの洗い出しと絞込み、目次・構成の作成、企画書等の必要書類の準備、広報・営業施策の検討などなど。
メンバー全員が診断士であるため、模造紙・ポストイットを使用しての作業に、皆慣れていた。円滑に、アウトプットに至ることができたと思うし、プロセスも十分共創的だったと思う。加えて、経験者に指導してもらうことで、納得感のある作業を行うことができた。

さて、プロジェクトでは、ウィキ(Wiki)について共同で研究を始めた。
これから順次紹介できるとは思うが、今日はさわりの参考サイトだけご紹介しておく。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/
⇒おそらく最も有名かつ質の高いWiki(ウィキ)の成功事例

livedoor Wiki(ウィキ)
http://wiki.livedoor.com/
⇒簡単にWiki(ウィキ)を作成できるサービスを提供している大手業者

2005年09月14日

キャッシュ・フロー研修テキストの作成

昨日から今日にかけて、キャッシュ・フロー研修テキストの作成を行っていた。基本的な事項は網羅的に取り上げ、問題演習も含んだ教材に仕上がった。全部で17ページになる。

構成は以下の通りである。
  1. キャッシュ・フロー計算書とは何か
  2. キャッシュ・フロー計算書のしくみ
  3. キャッシュ・フロー計算書の読み方
  4. キャッシュ・フロー計算書の作り方
別のプロジェクト開始が目前に迫っているため、途中他の仕事もはさみながら、結局徹夜仕事になった。昨日の午後過ぎから構想を開始し、誤りのないよう参考資料を取り揃え、執筆を行い、研修関係者と協議し、作成した問題の検算を行い、先ほど完成した。

コンパクトにキャッシュフローの基礎を学ぶことができる良いテキストになったと自負している。

今日は流石に疲れたので、このくらいでパソコンを閉じようと思う。

2005年09月13日

中小企業診断協会東京支部中央支会業務推進委員会の打ち合わせ

去る9月3日(土)に、中小企業診断協会東京支部中央支会業務推進委員会の打ち合わせに参加した。
前回は8月6日(土)だったので、約1ヶ月ぶりになる。

今回の議題は4点。
  1. 中央支会の一大イベント「ザ・サクセス」の企画内容について
  2. 2005年10月15日(土)に行われる中央支会新入会員歓迎会での委員会紹介資料について
  3. 2006年の中央支会新年会について
  4. ビジネス創造のためのビジネスパートナーとの打ち合わせ

特に1.の「ザ・サクセス」について、過去の情報や現状の共有も含めて、多くの時間を費やした。個人的には、「経営者にご来場頂くためのチャネル営業推進」と「診断士以外の主体による出展等での活性化」を目指したいと思っている。

これを推進することは、私自身にとっても各種企業・団体との関係作りという意味でも、意義のある活動だからだ。自ら積極的にメリットを享受する姿勢がなく、ボランティアだと思って取り組んでいては、なかなか活動に身が入らないし長続きしない。

業務推進委員会は、中央支会の営業部隊とも言える。ここに所属したからには、活動を通じてスキル自体をレベルアップさせるくらいの気持ちで取り組みたいと思う。

まだ、具体的にこの場で開示できるような内容はないが、進展次第またご紹介しようと思っている。

2005年09月12日

民主主義と多数決

今日未明に第44回衆議院議員総選挙の大勢が判明した。

この機会に、ファシリテーションとも関連する、民主主義や多数決について気になっていることを記す。


民主主義=多数決と考えられていることも少なくないが、民主主義の本質は「少数意見の尊重」にある。

教科書的には、民主主義は多数決原理とそれを補完する少数意見の尊重の2つが大きな原則、ということになるかもしれない。しかし、私は「少数意見の尊重」の方が大事だと思う。

「少数意見の尊重」は、「少数決」を採るという意味ではない。異なる意見の共通点を見出したり、止揚したりすることで、より大きな合意が得られるように努力を続けることである。

ここに、単純に多数決をするよりも優れた選択をできる可能性があるのだ。これが民主主義の本質だと思う。
日本においても(中略)寺院などでは多数決によって賛否を決める方法は古くから知られていた。ただし、単純過半数で議論を決する事はほとんどなく、目に見える程度の差が生じなければその案が採用される事はなかった。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』【民主主義】


また民主主義は、言論の自由、暴力の否定、自由な投票などの前提に基づいてはじめて成立する。それでもなお、チャーチルの言葉を、記憶にとどめておくことは、過信に陥らないために有効だと思う。

"Many forms of Government have been tried, and will be tried in this world of sin and woe. No one pretends that democracy is perfect or all-wise. Indeed, it has been said that democracy is the worst form of government except all those other forms that have been tried from time to time."
フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』【ウィンストン・チャーチル】

※なお日本語訳は、リンク先のウィキクォートをご参照頂ければ、と思います。

2005年09月11日

ファシリテーション勉強会の実施・参加

昨日9月10日(土)にはファシリテーション勉強会(第2回)を行った。8月13日(土)の第1回勉強会から続く2回シリーズの最終回である。

今回は、ビジネス事例を題材にケーススタディを行い、その議論をファシリテートするという設定で勉強会を行った。
私は、運営者兼参加者として会に臨んだ。この中で特に感じたのは以下の3点である。


1.社内のノウハウの確認

今回は特にベテラン社員が多く参加してくれた。一参加者の立場としては、正直言って議論をコントロールしにくい環境であったが、それ自体よい勉強になった。
そして、ベテラン社員の持つ議論の本質を突く力や、経営に関する見識、そして長年の良質な経験に裏付けられたファシリテーションの技術を強く実感した。
運営者として、社内のノウハウの強さを確認することができ、この社内ノウハウを早く習得したりより深化させたりするために、ファシリテーションという体系は有益であると確信した。


2.場の多様性・ファシリテーションの多様性の実感

今回、2グループに分かれてワークを行った。メンバーの特性や雰囲気によって、全く違う議論(プロセス・コンテンツの両面で)になった。ファシリテーションの状況も、全く異なっていたし、個人的には非常に苦労した。
場の多様性・ファシリテーションの多様性を実感した。
これは今後、コンサルティングシーンや社内会議で役に立つだろうし、自分が研修設計をする際にも非常に役に立つだろうと思った。


3.社員の勉強意欲と助けを実感

当社社員の勉強意欲の強さと、運営者を支えてくれるあたたかさを、実感することができた。参加者の主体性・積極性が、今回の勉強会を有益にする大きな要素だった。
心から、サポートしてくれた皆に感謝したい。



この勉強会の内容を社内で共有し深化することで、はじめて成果があがったと言える。これからが正念場でもある。気を抜かずに、推進していきたいと思っている。


最後に、今回テキストとして使用した書籍を紹介する。この本は、ケーススタディブックではないが、事例研究になっているので、こうした研修の題材としても使用できる。著者の一人は、私の勤務する会社の社員だ。

企業戦略白書IV~日本企業の戦略分析:2004

※本書はファシリテーションのテキストではありません。


<参考情報>
講師の先生が、今回の勉強会についてblogで言及して下さいました。
ACCOMPANY!―茨城県つくば市の経営コンサルタント(中小企業診断士)が探る経営戦略

2005年09月08日

事業保険について勉強

昨日9月7日(水)の日中には、専門家の方に事業保険について教えてもらう機会を頂いた。

経営者の見方に沿って事業保険についてまとめた既存資料は皆無に近い。だから経営者のニーズを想定し、その目的に対応する保険商品を整理していく形で勉強を進めた。

また中小企業診断士という立場から保険を検討する際には、あくまでも選択肢の一つとして、他の類似商品と比較・評価することが欠かせない。この点についても、競合商品とメリット・デメリットについて率直に教えて下さった。

事業保険は、事業上や管理上の必要性の見極めが欠かせないこと、商品が専門的で分かりにくいこと、法務や税務とも密接に関わることなど、複数の専門分野にまたがる知識・ネットワークが求められる商品である。だからこそ診断士の活躍の余地は大きいのではないかと思う。

中小企業診断士として全体感・概要を理解するための材料は今回でかなり集まったと思う。専門的すぎたり商品知識に偏ったりせず、一般商品レベルで語れるという深度だ。これを整理して診断士仲間への紹介・情報提供に使える資料をまず作りたい。

そしてさらに実際に事業者への提案に使えるような専門的な資料についても徐々に考えていきたい。

<関連記事>
事業保険 〜特に役員退職慰労金に関連して〜(2005年07月11日)

2005年09月07日

品川稲門会総会

今日9月7日(水)は、品川稲門会の第15回総会だった。

基本的には、挨拶・事業報告・会計報告・監査報告・事業計画説明、そして懇親会という構成で、極めてオーソドックスな総会。会場は品川プリンスホテル新館の阿蘇の間。

今回の特別なこととしては、早稲田大学副総長から「最近の早稲田大学の国際化の取り組み」についてのご講演を頂いた。31枚にもおよぶスライドの資料まで頂き、詳細なご説明を頂いた。

今日は、もっと色々とお話したい方がいらっしゃったが、写真撮影係を務めていたので、あまり多くの方とお話できなかった。次の機会に、またお話させて頂くことを楽しみにすることとする。

会長からは、新規会員募集に注力する方針が示された。品川区に関係のある早稲田大学卒業生の方がいらっしゃったら、ご連絡・ご紹介を頂きたいと思う。
私にもホームページ作成の任を頂いた。一応、副幹事長を拝命しているので、少しでも貢献できるようにしていきたいと思う。

2005年09月06日

最近見た映画・DVD 〜真下正義・海猿・セカチュー〜

今日は遅い夏休み気分の軽い話題で、最近見た映画・DVD。

1.『交渉人 真下正義

『容疑者 室井慎次』と見た順序はあべこべになったが、ひと通り楽しんだ。
大規模な地下鉄ロケなど、映画でしかできないシーンが多くあったのにも関わらず、『室井慎次』の方が映画らしい感じがした。理由は恐らく、『真下正義』の軽いノリと最後まで犯人が不明という展開が、テレビスペシャルっぽさを感じさせたからだと思う。
映画ファン感謝デーだったので1000円だった。またもお得。


2.『海猿

テレビドラマをチラッと見て気になったので、映画をDVDで見た。
「バディ」の素晴らしさ、に私の関心は集中した。
自分のチームもバディだ。そう思うと、今の仕事・チームが一層楽しくなるような気がしたし、もっといい関係になっていけるような気になれた。
仙崎(伊藤 英明)と環菜(加藤 あい)も好演だった。また三島(海東 健)も、こういう生き方もありかな、と思わせるカッコよさがあった。


3.『世界の中心で、愛を叫ぶ

映画版を、DVDで見た。話題になっている内は意地のようにずっと見なかったが、今になって気になって見た。個人的には、映画版独自の展開(律子の設定)に違和感を感じたが、サクと亜紀のストーリーの部分にはとても良さを感じた。
特に長澤まさみが素晴らしいと思った。映画そのものでなく、彼女と彼女を取り巻くストーリーを見るために、DVDを見たのだと納得した。

<参考情報>
「世界の中心で、愛をさけぶ」ファンサイト

2005年09月05日

21世紀に日本が発信すべきスタンダード

去る9月3日(土)の日経新聞に、今の時代に求められるキーワードが象徴的に登場していたと感じたので、これについて簡単に記す。

同じ日の新聞に、同じようなメッセージが、2箇所に登場していたのだ。

まず1箇所目は、第5面の経済欄。学習院大学教授の佐々木毅氏のインタビュー記事。
「銀行の収益力強化に向けた動きもそうだが、やっているのは諸外国がすでに実行していて日本はまだ終わっていないものばかり。後追いばかりでは国民も官僚も元気がでない。世界の先頭に立つ目標を掲げなければいけない。私なら二十一世紀のデファクトスタンダードは日本を見よ、と言いたい。日本は少子高齢化を乗り越え、経済的な力も持ちながら、環境その他の問題にもきちっと対応できるモデル国を作るんだと」

そして2箇所目は、第17面マーケット総合2欄の「大機小機」。記事の表題は『「課題先進国」日本』。
「二十一世紀のグローバル社会には、共通して向かい合わねばならない課題が多く存在するが、実はそうした多くの共通課題に最初に直面し、解の提出を求められる国が日本なのである。」
「つまり、日本は世界の「課題先進国」なのである。そして、これらの課題に対して有効な解決策を率先して提示する「課題解決先進国」となることを目指すべきである」

私たちコンサルタントは、この問いを心に留めながら仕事に当たらなければならない、と感じた。

2005年09月04日

中板橋商店街見学 〜商店街研究会9月例会〜

昨日8月3日(土)に商店街研究会の例会で中板橋商店街(振)(板橋区)の見学を行った。

この商店街は、加盟約200店という有数の大型商店街で、複数の通りに十字にわたる面的な商店街だ。商店街研究会のホームページの「元気のいい商店街さんご登場」コーナーの第一回にも登場して頂いている。

今回はこの商店街の特徴的な部分である、へそ踊り、さくら祭り、宅配事業、大東文化大学との連携について、理事長直々にお話を頂いた。

中板橋商店街会館お話は、写真の会館の4階でお伺いした。確固とした財政基盤と強い交渉力が具現化された立派な会館だ。
商店街には空き店舗もほとんどなく、活気がある。人口の背景を持ち、それでいて商店街の表通りにマンションが幅を利かすこともなく、良質な店舗の並び方が確保されている。

それでもイベントによる活性化が欠かせず、10年程前に「へそ踊り」を開始したという。板橋3大祭りに数えられる祭りだが、歴史はそれほど長い訳ではない。こうした事業は、企画・運営・宣伝次第で、どれだけ定着するかが変わってくるという好例だと思う。

さくら祭りも、石神井川の桜という資源を生かした祭りで、町会との協力関係でこの季節に一定の期間、賑わいを持続することができているようだ。

宅配電気自動車宅配事業は、初めは自転車による配送だったそうだが、今では写真の電気自動車(旧環境庁より提供)が使われている。
宅配事業は、今後の高齢社会に適した地域サービスとして、多くの商店街で注目されているが、この事業化のノウハウを確立することは決して簡単なことではない。

なかいた環創堂大学との連携は、話題にはなっているが、学生側の一層の努力が求められるのではないかと思う。この調子で行くと成果が出るまでは相当時間がかかりそうだ。

いつも私たちは元気のある商店街を見学させて頂いている。感心しているだけでは、時間泥棒をしているだけで何の意味もないと肝に銘じて毎月取り組む必要がある。
この中から活性化のノウハウ、共通化できるポイントを抽出し、手法化することが診断士としての務めになるだろう。


<参考情報>
【中板橋商店街について】
中板橋商店街(振)ホームページ
シリーズ現地取材『商店街は元気が一番』(全国商店街振興組合連合会)
板橋区商店街連合会
商店街研究会「元気のいい商店街さんご登場」 第一回 中板橋商店街

【宅配事業について】
元気な街づくり「中板橋商店街振興組合 〜宅配事業編〜」(東京都商店街振興組合連合会)

【へそ踊りについて】
マイタウン+東京板橋区 [ 中板橋へそ踊り ](東京の地域ポータルサイト)

【産学連携について】
「商店街の活性化」に挑戦 東京・大東文化大(Mainichi INTERACTIVE)
地元大生に実践拠点 〜中板橋商店街振興組合〜(東京都商店街振興組合連合会)
「商店街」再生に学生のアイデア、都内で活発化−地域連携のニューウエーブ(中小企業のためのビジネス瓦版)
環境創造学部が中板橋商店街に店舗開店(大東文化大学)
中板橋商店街の空き店舗で共同事業(大東文化大学)
大東文化大学 環境創造学部 なかいた環創堂


2005年09月02日

知のインフラ整備と付加価値の創造 −将棋の記事を見て思う−

少し前のことになるが、8月22日の日経新聞の一面に、私は目を奪われた。将棋の羽生善治四冠の写真が大きく載っていたからだ。

私は羽生ファンなのだ。


記事は「今そこにある未来(1)時代進める「知の修練場」(ネットと文明)」というもので、羽生の写真には「羽生善治氏はネット普及による新タイプの棋士の台頭をどう見るのか」というキャプションがつけられていた。

羽生はネットを「知の高速道路化」と言ったそうだ。
だが、この記事で羽生と一番関連が深いと思ったのは北大大学院教授の、医学部生への憤慨。「自ら付加価値を生み出そうという姿勢がない」。

羽生は、自ら付加価値を生み、将棋を創造し、新しい伝統を作ることに燃えているように私には思われる。将棋の常識にさえ挑戦する姿勢には、感動を覚える。


その3日前の8月19日。同じく日経新聞の一面に、「ニッポンの博士、大量養成、逸材とゆがみ――行き場失う負け組も。」という記事があった。これにも将棋の記事が載っていた。アマ竜王戦で、工学博士号取得の科学技術振興機構研究員(31)が開発した将棋ソフトが強豪の大阪代表に勝ったという。

企業が求める博士像と「ニッポンの博士」の実像は必ずしも一致しないと筆者は主張する。この記事では、日立製作所で副社長は次のような言葉を紹介している。「一芸に秀でるのはもちろん、専門とは違う分野も勉強してほしい」。


私はゼネラルコンサルタントとしてキャリアを積んでいる。インフラを活用して高速道路を走り抜けながら、付加価値・創造性を一層強化していかなくてはならない。
そんな思いを強くする記事だった。

2005年09月01日

保険会社主催の異業種交流会

昨日8月31日は、知人(先輩)に案内され、保険会社主催の異業種交流会に行ってきた。
【HP通信】のHPさんが私の誘いに応じて下さり、HPさんと一緒に参加した。

こうしていつものメンバー・研究会から、横に斜めにネットワークを広げられるようになったのも、診断士という資格のお陰だ。今回、保険会社や異業種の方とも話はしたが、HPさんと落ち着いてお話する機会になったのも、私にとって嬉しかったことだ。


会ではせっかくの機会なので、かなり貪欲にビジネスパートナーとして知りたい情報を聞き、中小企業診断士がどのような状況に置かれているかも積極的にお話をした。
先方にはお手間を掛けるが、後日また詳しく話を伺う機会を設定して頂いた。

ボランティアで顔だけ出していても仕方がないし、名刺交換だけして一度限りで続かない交流をしても意味がない。いくら知人との関係だからといって、お互いにもたれあうだけの関係では、いつか双方が疲れてしまう。

相互の信頼関係を前提にして、両方にメリットのある付き合い方・ビジネスのあり方を確立できれば、こんないい関係はない。

今はまだ芽が出るとも分からない種だが、本気で考えれば、何らかの花を咲かすことができると思っている。この可能性を追求することが、借りを返すことになると思っている。


ただ、ビジネス抜きの話はまた当分先の機会になりそうだ。
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