2005年10月24日

独立診断士の本音トーク/研究会の発展について議論

昨日10月23日(日)の午後は、月に1回の研究会の例会に行ってきた。
実は、中小企業診断士の実務能力更新研修を申し込んでいたのだが、応募者多数の中受付終了となり、この日の日程では受講できないことになったので、先月に続き参加することができた。きっと運が良かったのだろう。

今回の以下の2つの内容だった。
  1. 独立診断士のほんねトーク
独立して事業を行っている診断士の方をパネラーとして、独立のことなどについて話をして頂くという内容で、企画として面白いテーマ設定だと思った。
独立したばかりの方からベテランの域の方まで、中小企業診断士として独立された方からそうではなく後から診断士資格を取得された方まで、長期常駐の仕事主体の方から細切れの仕事が中心の方まで、男性と女性、営業活動に力を入れておられる方からそうでない方まで、綿密な準備で独立された方からそうでない方まで、と非常にバランスの良い人選になっており、幅広いお話・ご意見を伺うことができた。

独立診断士へのアンケート結果の紹介では、年収は増えたり変わらなかったりする人が意外と多く、驚いた。またどの質問への回答をとっても、前向きの姿勢が感じられるのは、流石独立の決断をした人たちだと感心した。

私が特に興味を持って聞いたのは、それぞれの営業活動だ。それぞれの方のビジネスモデルは異なっているので、営業活動内容も様々であったが、非常に参考になった。


  1. 研究会の今後についてのディスカッション
2つ目の企画として、この研究会の今後についてのディスカッションを行った。どのようなとりまとめになるのかは、今は分からないのだが、プロセスとしては良い議論が行えたのではないかと思う。

強制力が働かないことが長所で、人々の善意に基づいて成立している任意団体は、その発展段階に応じた運営体制をとらないと途中で解消してしまう。立ち上げ期は、コアメンバーの強いリーダーシップが必要だが、少数のメンバーに依存していると、本業の繁忙などの影響で運営に支障が出てしまう。次のステップでは、運営をサポートする意思のある個々のメンバーがこれを支える構図になる。そして、少し多くのメンバーで共同運営する形に発展していくのだと思う。

この発展に今後関わっていけたら楽しいと思う。


2テーマとも、とても有意義な企画だった。企画者(コンシェルジュ)とパネラーに感謝し、そして同じ時間を過ごした参加者の皆様に感謝したい。
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