2006年01月12日

【書評】うさぎとトランペット3

【評価】小学生の女の子のお話を読めるという人なら・・・

【感想】
小学校5年生の宇佐子が主人公。
どんなスタンスに立って読んだらいいのか、迷ううちに読み終わってしまった。小学生には正直なかなか感情移入しにくい。何かふわふわもやもやした感じで「小学校の頃はそんな風だったかなぁ」と思ってしまうし、かと言って親や大人や上級生の立場で読んでも面白くない。

作者の音楽に対する感性の文章表現も、前作「楽隊のうさぎ」ほど冴えていない。と言うのも主人公が音楽をやるところまで行っていないので、音楽に触れてはいるが曲全体の描写自体があまり多くない。単独の音やフレーズが描かれている方が主で、独特のドライブ感ある文に出会うことができないのだ。

また作中に、「楽隊のうさぎ」の登場人物たちが「お兄さん・お姉さん」として出てくるが、前作を読んでいないと彼ら上級生の話は分かりにくいだろう。

残念ながら読後に「読んでよかった」とは思えなかった。かと言って「読んで損した」とまで思えない、ふわふわもやもやした一冊だった。
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