2006年02月04日

【書評】学びを稼ぎに変える技術4

学びを稼ぎに変える技術
学びを稼ぎに変える技術
藤井 孝一 森 英樹
クロスメディア
パブリッシング(2005-11)

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【評価】これから学ぶ人よりも既に学んだ人への強烈なメッセージ


【概要】
週末起業フォーラム代表の藤井孝一氏とメルマガ経営戦略考−日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則で有名な森英樹氏の共著。

第1部は藤井氏の執筆で、「学ぶ」サラリーマンだった著者が、「稼ぐ」ことに転換して今を迎えているという自身の体験を語っている。藤井氏のメッセージは、「学んだ」人はすごい、でもそれだけではもったいない、「学ぶ」ことができた人なら必ず「稼ぐ」ことができる、というものだ。

第2部は森氏の執筆で、どうすれば「学び」を「稼ぎ」に変えることができるかという具体的な方法論を提示している。その基本は「立ち位置」を変えるということ。情報受信者から発信者へ、「買い手」から「売り手」へ、ということだ。情報を発信すると世の中に専門家として認知される。そのことによって客さんに、自分を見つけてもらう。これが週末起業の基本なのだ。
売るべき商品を考える切り口は、「モノを売る」「ワザ・スキルを売る」「知識・考え・情報を売る」「場・ネットワークを売る」の4つ。そしてコンサルティング商品の基本的なパターンは「診断」「プランづくりの支援」「プラン実現の支援」「代行」の4つ。このように実践的に方法論が説明されている。

終盤の第10章では、週末起業の成功事例が12例紹介されている。
似顔絵イラスト名刺作成「かでる工房」やステイショナリー評論家の土橋正氏などである。


【コメント】
藤井氏の第1部は、前著までと同じ内容も少なくないが、以下のメッセージにはこの本特有のメッセージを感じた。
「学びで稼ぐ」というタイトルの本ですが、学ぶことも、稼ぐことも、「幸せな人生を送る」という命題の中では、手段に過ぎません。もちろん、この手段が大事なのですが、さらに先、つまり、学んで、そして稼ぐことで何を手にしたいのかを考えることは、もっと重要です。

森氏の第2部は、非常に実践的。
さらに、週末起業の具体例が示されているところがこれまでにない良い企画だ。週末起業家は本業の会社に知られることを避けるために、実名での登場が少なく、これまでの週末起業関連の著作でも何となくぼかされた記述が多かった。読者のフラストレーションを吹き飛ばす12例には大きな説得力がある。

「週末起業」に興味のある人の中でも、既に資格試験などで「学んだ」ことがある人には特にお勧めの一冊だ。
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