2006年02月18日

「早稲田学報」12月号 特集:早稲田スポーツに学ぶ勝利のコーチング

先日から紹介している早稲田大学校友会のコミュニケーション誌「早稲田学報」。2005年12月号(通巻1154号)の特集は「早稲田スポーツに学ぶ勝利のコーチング」。


まずは、野球部監督・應武篤良氏、競走部駅伝監督・渡辺康幸氏、ラグビー蹴球部監督・清宮克幸氏、ア式蹴球部監督・大榎克己氏、競走部監督・磯繁雄氏(司会)の座談会から。特に先日18年ぶりに社会人を破った早稲田ラグビーの清宮監督の言葉には光るものがある。例えば以下のようなことは、経営にも当てはまると思う。
「一番大事なことは、伝統の力というものを見て分かる形で、プレーで表現できるようにしてやることです。(中略)基本的には部員が、一年生から四年生まで『全員こうしなくちゃいけないんだ』ということを理解して、それができるようにする。」
「学生たちは初めて聞いたことを、僕からこれが当たり前なんだと言われて、そのとおりにやると結果が出てくる……。それが積み重なってセオリーになるというイメージです。『世の中はこうかもしれないけれど、早稲田はこうなんだ』というスタイルをつくっていくというか。」


次に青嶋ひろの氏(プロフィール)による「トリノ五輪で注目したいフィギュア女子選手 『銀盤に咲く華たち』」。
五輪代表になった村主章枝(03年教育)、荒川静香(04年教育)のほかに、大きく取り上げられていたのが中野友加里(在学中)。この号発行後のNHK杯グランプリシリーズ初優勝を果たし、グランプリファイナルにも出場した。オリンピックへの出場はかなわなかったが、1月23日〜29日に行われた四大陸選手権でも2位に入るなど結果を出し、頭角を現している。
浅田真央とともに2010年バンクーバー五輪が楽しみだ。この記事で知ることができてよかった。


とても充実した特集になっていたと思う。
さらに、特集外ではあるが、アテネ五輪二冠の北島康介を育てた平井伯昌コーチへのインタビュー記事もある。
また、株式会社グローバルダイニングの長谷川耕造社長へのインタビュー記事も収録されており、一冊で何度も美味しい号だった。
bussy at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)
全般 │ 

稲門会

トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
BLOGカンパニー
BESTブログランキング
週刊ブログ王
ブログランキングくつろぐ
人気blogランキング
みんなのプロフィールSP
みんなのプロフィールSP
FC2ブログランキング
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ