2006年03月04日

第64期A級順位戦最終局/名人挑戦はプレーオフに

3月3日(金)、翌日未明にかけては、将棋の第64期A級順位戦最終局。「将棋界の一番長い日」と言われる一日。

森内名人への挑戦権と、翌年A級への残留をかけての5局が行われた。NHK衛星第2放送でも生中継が入り、深夜の放送時間中に全対戦が終局を迎えた。

結果は、羽生善治四冠谷川浩司九段がともに勝利し、8勝1敗で並び、3月16日に挑戦権をかけてプレーオフが行われることになった。また、降級2枠をめぐる争いは、3勝6敗の下位から、森下卓九段鈴木大介八段がA級陥落となった。

NHKの中継で使用されていた星取表には、年齢が出ていた。64期のA級は、40代が谷川九段(43)のみ。その下が森下九段(39)。羽生世代が、羽生四冠(35)、佐藤棋聖(36)、丸山九段(35)、藤井九段(35)、郷田九段(34)。森内名人(35)も同世代だ。それより少し若いのが、三浦八段(32)、鈴木八段(31)、久保八段(30)で、20代は誰もいない。
大ベテランがいなく、羽生世代が割拠し、そこに八段勢が加わるという構成に、今更ながら「なるほどなぁ」と思った。

とにかく3月16日のプレーオフと3月17日のB級1組最終局を楽しみにしたい。
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